~since2021.1.22~

結婚相談所の成婚率に惑わされるな!正しい見方と後悔しない選び方

結婚相談所を選ぶときに「成婚率◯%」という数字を検討材料にする人は多いです。

しかしその成婚率は本当に結婚相談所の比較に使用できる数字でしょうか。

成婚率の計算方法って実は結婚相談所によりバラバラです。

つまり成婚率がどれだけ高くても、その中身を見なければ本当にあなたの望む内容のサービスが受けられるかは判断できません。

今回の記事では成婚率の真実やチェックしたい数字、あなたの婚活成功率を上げるための方法まで紹介します。

結婚相談所の数字を正しく把握し、納得して選び、後悔のない婚活を始めましょう。

結婚相談所の成婚率は「結婚した率」ではない

結婚相談所でよく見られる「成婚率」という数字は「結婚した率」とは異なります。

ここからは成婚率とはどのようなもので、どのような計算で求められている数字なのかを紹介していきます。

成婚の定義は結婚相談所により異なる

成婚の定義は結婚相談所により異なるため、単純に成婚率の数字のみで結婚相談所を比較することはできません。

早いタイミングであれば交際スタートを成婚とする結婚相談所もある一方で、婚約や入籍を成婚としている結婚相談所もあるからです。

「交際スタート=婚約」とはなりませんし、交際を一旦終了して他の人との交際を開始することも珍しいことではありません。

しかし交際スタートを成婚と定義すれば当然婚約に発展する人より人数は多いため、成婚率を高く見せることができるのです。

結婚相談所の成婚率を見るときは、表面的な数字ではなく「成婚とする定義」を確認することが大切です。

成婚率の計算方法は結婚相談所により異なる

成婚率の計算方法は結婚相談所により異なっています。

分母を「全会員」としているところもあれば「退会者数」「入会者数」としている結婚相談所もあるからです。

分母が異なると当然算出される数字は変わります。

計算方法は様々ありますが、今回は分かりやすい

  • 成婚退会者÷退会者
  • 成婚退会者÷在籍会員

の2つのパターンで見てみましょう。

在籍会員が100人、退会者が20人、退会者のうち成婚退会者が10人とします。

この場合「成婚退会者÷退会者」の算式に当てはめると「10÷20=0.5」となり成婚率は50%。

「成婚退会者÷在籍会員」の算式に当てはめると「10÷100=0.1」となり成婚率は10%となります。

このようにどの時点で計算するかで成婚率は大きく変わります。

成婚率を見る場合は必ずその結婚相談所の「成婚の定義」を確認しましょう。

結婚相談所選びで見るべきポイント

ここからは結婚相談所を選ぶ際に見るべきポイントについて紹介します。

いくら成婚率が高くとも、それがあなたの成婚率になるとは限りません。

後悔のない結婚相談所選びとするためにも以下の点をしっかりとチェックするようにしましょう。

  • 会員の質や属性(年齢や年収など)
  • カウンセラーのサポート体制
  • 受けられるサービス内容や料金、エリア
  • 仲人型かデータマッチング型か

会員の質や属性(年齢や年収など)

結婚相談所に在籍している会員の質や属性などあなたの希望条件に合った人が在籍しているかは大切です。

いくら成婚率の高い結婚相談所に入会しても、あなたの条件に合った相手が在籍していなければあなたは結婚することができません。

20代との出会いを期待していても40代以上が多く在籍している結婚相談所では、なかなか希望の相手と出会うことは難しくなります。

あなたの希望条件に合致した人が在籍しているのか、事前の確認が大切です。

カウンセラーのサポート体制

カウンセラーのサポート体制が充実しているほど、成婚に近づく可能性は高くなります。

サポートが充実するほど婚活中の悩みをすぐに解決することができるからです。

1人のカウンセラーが何人の会員のサポートをしているかは結婚相談所により異なりますが、カウンセラー1人あたりが対応する会員の数が少ないほど会員1人にかけられる時間は多くなります。

かけられる時間が多くなるほど、より細かい点までサポートをすることが可能になるため、成婚に近づく可能性が高まります。

カウンセラーがどの程度対応してくれるのか、面談の回数に制限はあるのか、どこまでサポートを受けることができるのかは結婚相談所により異なるため、事前に確認するようにしましょう。

受けられるサービス内容や料金、エリア

結婚相談所により受けられるサービスの内容や料金、得意とするエリアは異なるため、あなたにあった結婚相談所を選ぶようにしましょう。

料金が安価だとサポートが少ない、高額な分しっかりとしたサポートを受けることができるなど、あなたが結婚相談所に求めている内容をクリアできているところを選ぶことが必要です。

仲人型かデータマッチング型か

同じ結婚相談所でも仲人型とデータマッチング型で成果は大きく変わります。

仲人型はカウンセラーのサポートを受けながら二人三脚で婚活を進めていくことになり、データマッチング型は自分のペースで婚活を進めていくことになります。

あなたが結婚相談所になにを求め、どのようなペースで進めていきたいのかにより選ぶべき結婚相談所は変わるでしょう。

あなたが求めているものをクリアできる結婚相談所を選ぶことが大切です。

結婚相談所以外の婚活サービスとの比較

ここからは結婚相談所とその他の婚活サービスの比較をしていきます。

現代では様々な出会い方があり、多くの婚活方法が溢れています。

ここからは結婚相談所が他の婚活方法と比較して優れている点について紹介しますので、結婚相談所の利用に迷っている人は参考にしてください。

自然な出会いでの「結婚率」は低い

年齢を重ねるほど自然な出会いでの結婚率は下がっていくのが実状です。

ライフスタイルが少しずつ固定化していく、周囲の人は結婚していき出会いの数自体が減るのが大きな理由です。

自然な出会いでの結婚を希望する人は多いですが、本当に結婚を希望するのであれば自然な出会いだけを待ってはいられない現実があります。

年齢を重ねるほど婚活は「待つ」のではなく「動いて出会いを作る」ことが必要です。

結婚相談所やその他婚活サービスを利用することで出会いを作っていくことが求められます。

街コンやマッチングアプリの成婚率は非公開

結婚相談所以外のサービスでも出会いは作れますが、それがどれだけ成婚に繋がるのかは不透明です。

結婚相談所以外のサービスでは運営側がそこまでの管理をしていないため、実際にどれだけ成婚になったかのデータがないからです。

マッチングアプリであればマッチング数は公表されているところは多いですが、そのうちどれだけが結婚に至ったかはわかりません。

本当に結婚という結果を求めるのであれば、結婚までをサポートする結婚相談所を選ぶことが結婚への最短ルートと言えるでしょう。

あなたの成婚率を上げるために

ここからは結婚相談所に入会する場合にあなたの成婚率を上げる方法を紹介します。

  • カウンセラーとの信頼関係を高める
  • 選ぶだけでなく相手から選ばれる人になる
  • 婚活を始めるのに「早すぎる」はない

いくら結婚相談所の成婚率が高くてもそれがあなたの成婚確率になるわけではありません。

結婚相談所で成婚するためにはあなた自身の成婚率を上げていくことが大切です。

カウンセラーとの信頼関係を高める

あなたを担当するカウンセラーとあなたの信頼関係を高めることは、婚活成功の鍵になります。

カウンセラーはあなたと一緒にあなたの婚活に向き合い、必要なフォローをしてくれる存在だからです。

とはいえカウンセラーも人間です。

あなたの態度が悪い、話しにくい雰囲気を出している、必要な情報を提供しないなどカウンセラーが協力しにくい環境を作ってしまうとなかなか適切なフォローを受けにくくなります。

相性もあるため本当に合わない場合はカウンセラーの変更を申し出ることも可能ですが、婚活のパートナーであるカウンセラーとは信頼できる関係性を築くようにしていくことが重要です。

選ぶだけでなく相手から選ばれる人になる

あなたが相手を選ぶだけでなく、あなたが相手から選ばれる人になることも、婚活成功の鍵です。

相手から選ばれなければ成婚することはできません。

相手から選ばれるためにはプロフィール内容を見直す、魅力向上に取り組むなどが欠かせません。

あなたのことを相手が見たときにどのように見えるのか、相手側の目線に立って考えてみることが選ばれる人になるための第一歩です。

婚活を始めるのに「早すぎる」はない

婚活を始めるタイミングが早すぎるということはありません。

婚活において年齢を重ねれば重ねるほど選択肢が減っていくのは避けることができない現実です。

「いつか始めようと思っている」のであれば、今すぐにでも始めることが婚活開始のベストタイミングです。

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