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婚約指輪のお返しは必要?不要?

プロポーズと一緒に婚約指輪を貰ったけど、これってお返しが必要なの?

婚約指輪は高価なものだからお返しすべき?

と思うこともありますよね。

しかし多くの人にとって婚約指輪を貰う経験は1度きり。

なかなかお返しが必要なのかどうなのか判断が出来ない人も居るでしょう。

今回の記事では婚約指輪のお返しをするべきなのか、お返しは何が良いのか等について紹介していきます。

結論、婚約指輪を貰った人の約半数がお返しをしており、お返しの品としては腕時計を贈る人が圧倒的に多いようです。

婚約指輪のお返しはした方がよい?

婚約指輪などを貰った人の中でお返しの品を贈ったのは全体の44.3%となっています。(引用元:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

地域により半分以上が贈っているところと、35%程度が贈っているところなどのばらつきはありますが、日本全国で見ると約半分の人が婚約指輪などに対して返礼品を贈っていることが分かります。

お返しは絶対必要ということはありませんし婚約指輪にお返しをすること自体知らない人も少なくありませんが、地域や親世代によっては「お返しは当然あるべき」といった価値観を持っている場合もあります。

余計なトラブルを避けるためにも事前に確認しておくと安心でしょう。

お返しした場合の金額は?

お返しの品を贈った人は平均で14万円程度の返礼をしており、中央値は10万円~12万円程度です。(引用元:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

婚約指輪の購入にかけているお金の平均が39万円ということから、貰った金額の3割程度をお返しの金額として考えると良いでしょう。

お返しの品は何を贈る?

婚約指輪のお返しの品として決まったものはありません。

よく選ばれているのは

  1. 腕時計
  2. スーツ
  3. 財布

などが多くなっています。

ビジネスシーンや日常生活でも使用することができる品で、日々身に着けることができ長く使える品がお返しとしては人気です。(引用元:ゼクシィ結婚トレンド調査2024

腕時計

腕時計はお返しの品の中で最も多く選ばれています。

腕時計はビジネスやプライベート問わず様々なシーンで使うことができる、時間は頻繁に確認するため常に相手のことを思い出せるといったメリットがあります。

また時計は時を刻むものなので、これから共に過ごす時間を表すものとも考えられています。

価格も数万円で購入できるものから数十万円以上になるハイブランドなものまで多くの価格帯が存在するため、予算に応じて選びやすく購入する側も選びやすいでしょう。

ブランドによっては裏面に刻印のサービスをしていることもあるため、日付や名前を入れることで記念品としての価値を高めることもできます。

スーツ

スーツは腕時計に次ぐ人気の返礼品です。

ビジネスだけでなくお祝いの場などでも使用することができるため、スーツを着る仕事をしている人に向けて贈るのであれば使用頻度も高い贈り物になります。

既成のスーツであれば数万円、予算が高めなのであればオーダーメイドにすることで10万円を超えるものもあるため、予算に応じた選び方ができ購入する側も選びやすいでしょう。

高級筆記用具

贈る相手がビジネスマンであればボールペンや万年筆も喜ばれるでしょう。

スケジュールを手帳で管理している人や、打ち合わせが多い人であれば筆記用具を使用する機会は多くあります。

筆記用具を贈ることで常にあなたを身近に感じることができるでしょう。

財布

財布は持ち歩くことが多く、常に利用してもらえることから返礼品として選ばれることがあります。

長期間使用できることや、使い込むことで味の出てくる革製品の財布が贈り物として選ばれやすい傾向にありますが、財布は長財布や折り畳み財布など様々な種類があり、それぞれに好きなデザインがあることも多いため、財布を贈る場合は事前に好みを確認しておくことや一緒に選ぶことも必要です。

その他

その他には眼鏡、旅行、結婚指輪、相手の趣味に関係するものを贈っている人も居ます。

腕時計やスーツは使用することが少ない相手や、お返しを欲しがらない相手であれば二人の思い出を作るということにして旅行や結婚指輪を贈るのは有効かもしれませんね。

相手宛に贈るのではなく、結婚式の費用や新婚旅行の費用、新生活に必要な費用などを一部負担することでお返しをしている人も居ます。

お返しはいつ贈る?

お返しを用意したものの、いつ相手に渡せばいいのでしょうか。

ここからはお返しを渡すタイミングとしてよく見られるものを紹介していきます。

顔合わせのタイミング

お互いの両親や親族等が挨拶し、交流することを目的として実施される「顔合わせ」。

この場は過去婚約指輪のお披露目としての意味を持っていた年代もあるため、ここでお返しの品を贈ることもあります。

義両親が「お返しは当然あるべき」と考えているのであれば、このタイミングで渡すことでしっかりとした人という印象を与えることもできるでしょう。

結納返しに合わせて贈る

結納返しのタイミングに合わせて贈る場合もあります。

「結納」とは男性側の家から女性側の家に対してお金や品物を贈る文化です。

結納を受けた女性側の家が男性側の家に対してお返しをすることを「結納返し」と呼びます。

結納や結納返しといった文化は時代と共に薄れつつありますが、地域によってはまだ重視されることもあります。

相手方が結納にこだわりを持っているのであれば、結納返しのタイミングで渡すことでしっかりした人という印象を与えることもできるでしょう。

都合の良いタイミング

顔合わせや結納をしない場合や、両家の人がいる場で渡したくないという場合は二人が都合の良いタイミングで渡します。

また、結婚を決めてから顔合わせや結納まで期間が空く場合、お返しをしていないことが気になる人も居るでしょう。

中には先に渡してしまい早めにスッキリしてしまう人もいるようです。

お返しは必須ではないが2人に1人はお返しをしている

今回の記事では婚約指輪のお返しはするべきかについて紹介しました。

婚約指輪にお返しをすることは必須ではありませんが、半分の人がお返しを贈っており、その半数が腕時計を贈り物としています。

腕時計以外ではスーツや鞄など日常的に使用できるものが選ばれる傾向にあります。

相手がお返しを必要としているのか、義両親はどのような考え方なのかをしっかりと把握しておくことも重要です。

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