婚活でコミュニケーション力が重要と言われることは非常に多いです。
しかしコミュニケーション力がどういったことか分からない人も居るでしょう。
会話はしてるはずなのになぜか次に繋がることが少ないという人も居るでしょう。
今回の記事では婚活でのコミュニケーションに疑問を感じている人に対して婚活のコミュニケーションがどのようなものかについて紹介していきます。
共通点を話題にする
婚活では相手との共通点を話題にする力があると非常に有利になります。
人は相手と自分との共通点が多いほど相手への心理的な距離が縮まるため、好感度が高くなっていきます。
婚活で結果を出しやすい人は相手との共通点を上手く見つけ、それをきっかけとして相手との距離を上手く縮めていくことができているのです。
初対面の相手と出身地が同じなどで盛り上がった経験がある人も多いのではないでしょうか。
これは婚活でも同様に相手と話すきっかけになります。
共通点は出身地や趣味などで探しやすいため、話題を探すときはまずこれらのポイントから共通点がないかを探すのも良いでしょう。
ホメる箇所を探す
相手のホメるところを探すことができれば相手との距離を縮めることができるでしょう。
婚活では一般的な会話はできるように練習してきている人も少なくありません。
ここで周りの相手と差をつけることができるのが、相手の良いところを見つける力です。
ホメることができる人は婚活で出会った相手と次のステージへ進む可能性が高まります。
ホメられて悪い気になる人はいませんし、しっかりと自分自身を見てくれていると好感度が上がることもあるでしょう。
話が盛り上がる質問方法
質問の方法によって、会話を続けることができる場合とその場で会話が途切れてしまう場合に分類できます。
質問には大きく「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の2種類が存在しています。
オープンクエスチョンは相手が「はい」または「いいえ」以外で回答できるものです。
このオープンクエスチョンを駆使することで、あなたは苦労することなく相手の会話ネタを引き出すことができ、相手は無意識のうちに会話が弾むという感覚を抱くことができるでしょう。
クローズドクエスチョンでは「はい」「いいえ」で回答することになってしまうため、相手は質問攻めされていると思ってしまうことや、尋問されている気持ちになります。あなたも会話が途切れないようにネタを探し続けなければいけないので、お互いに苦労してしまうことになります。
話す内容以外も重要
コミュニケーション力は話すことだけではありません。
コミュニケーションには非言語コミュニケーションと呼ばれる内容があり、婚活ではこれも非常に重要な能力となります。
人の第一印象を100とすると、第一印象の決定に影響を与えるものとして視覚からの影響が55%を超えて最も多く、次に聴覚が38%、言葉が7%と考えられています。
つまり会話の内容は全体の7%程度であることから、会話の内容以上に立ち振る舞いなどに気を付ける必要があります。
視覚や聴覚というと難しく感じますが、ここからはそれを具体的な行動に移すためにどのような行動が重要なのかを紹介していきます。
1.話すときは相手の目を見る
話すときは相手の目を見て話すようにしましょう。
相手が話をしているときに目を見て聞くことで、相手に話を真剣に聞いてくれているという印象を与えることができます。
また相手の目を見ることで、相手の感情の動きを敏感に読み取ることができるようになります。
2.笑顔で話す
相手とは笑顔で話しましょう。
笑顔で話すことで相手はあなたに親しみやすい人や好感を持てる人という印象を持ちます。
また婚活では緊張することも多いですが、相手が笑顔で接してくれると緊張がほぐれる人も少なくありません。
緊張しなかったことで会話がスムーズに進み、結果としてあなたとの会話が盛り上がったという良い印象を残せることもあります。
3.相槌や頷きを使う
相手との会話中は相槌や頷きを使うようにしましょう。
相槌や頷きといったリアクションをすることで相手は「自分の話をしっかり聞いてくれている」という印象を持つことができます。
あからさまに大袈裟な相槌や頷きはちゃんと聞いているのか不安を与えてしまうこともありますので注意しましょう。
コミュニケーション力は話すばかりではなく、相手の話を聞く部分でも相槌や頷きによって発揮することができます。
4.相手の話に関心を示す
相手の話に関心を示すことは婚活のコミュニケーションには重要です。
相手の話に関心を持つことは相手との会話を盛り上げるためには必要なことです。
相手の会話の内容から質問をすることで会話を途切れず続けることにも繋がります。
会話時に注意したいこと
ここからは相手との会話時に注意したいことについて紹介していきます。
1.相手の真正面に座らない
相手の真正面に座ることは止めておきましょう。
人は真正面に座っている相手に対して緊張や圧迫感を感じる心理が働きます。
これに対して横並びに座ることで相手に親密感や愛情を感じるとされています。
婚活では無意識の間にテーブルをはさんで向かい合わせになってしまいがちですが、真正面に座ることは意識的に避ける方が良いでしょう。
しかしいきなり横並びに座ってしまうと相手に引かれてしまいます。
始めは斜めに向かい合う形で座り、デートを重ねるうちに距離を縮めて横並びになれるようにすると良いでしょう。
2.相手のプライバシーにいきなり踏み込まない
相手のプライバシーにいきなり踏み込むことは止めましょう。
まだお互いの信頼関係が築けていない段階でのプライバシーに関する質問は相手に不信感を抱かれる原因になります。
どこまでがOKでどこからがプライバシーとしてNGになるかは人により異なりますが、初対面でのフルネームや具体的な会社名を聞くことに対して苦手に感じる相手も存在します。
相手のプライバシーに関することは信頼関係を築いてから質問する、相手が自分から話してくれるのを待つといったスタンスでも良いかもしれません。
3.容姿に関することやセクハラと思われること
容姿に関することやセクハラと受け取られる発言はNGです。
マッチングアプリなどで相手と出会った場合に写真と実物が違うことがあります。そこで「写真と全然違いますね」や「写真の方が良いですね」といった容姿に関するネガティブに受け取られる可能性のある発言は避けましょう。
4.やる気のない態度
やる気のない態度は相手に与える印象が非常に悪くなります。
相手はあなたのために時間を作ってくれているのに対して、あなたがやる気のない態度であれば次回に繋がることはほぼあり得ません。
始めから無表情で居ることや、相手の話に反応を示さない、早く帰りたがるといった態度はやる気がないと思われますので避けましょう。
5.相手を批判すること
相手を批判してしまうことは絶対にNGです。
初対面やまだ関係性が深くない相手を批判してしまうと、相手がまたあなたに会いたいと思う可能性はほぼないといっても過言ではありません。
あなたはアドバイスをしているつもりでも相手には批判や否定に聞こえてしまうこともあるでしょう。
会話の中で相手の考えに賛同できない場合は話題を変えることや、相手を批判することなく会話を終わらせるなどの対応をするのがベターです。
まとめ
今回の記事では婚活でのコミュニケーション力について解説しました。
婚活では相手と自分の共通点を話題にしつつ、相手が「はい」または「いいえ」以外の内容で返すことができる質問をすることで会話を途切れることなく続けることができるようになります。
また、コミュニケーション力といっても話す力だけでなく、あなたの醸し出す雰囲気も相手に与える印象としては大きな影響があります。