結婚の報告をすると、多くの方からお祝い金をいただくことがあります。
そのお礼として返礼品を用意することは大切な礼儀ですが、お祝い返しをどうすればいいか悩んでいる人は多いです。
結婚祝いの返礼品を考えるのは多くの人にとって初めての経験ですので、分からなくて当たり前とも言えるでしょう。
今回の記事では結婚のお祝いをもらった男女に向けて、お祝い金の返礼品の選び方と金額相場、望ましくない返礼品について詳しく解説します。
返礼品を渡すまでの適切な期間についてもご紹介しますので、返礼品に悩んでいる人は是非最後までチェックしてください。
返礼品の選び方
ここからは返礼品の選び方について紹介していきます。
返礼品を選ぶ際には、
- 相手の好み
- 日常使いできるか
- 高級感があるか
- 季節に合っているか
のポイントに注意して選ぶようにしましょう。
1.相手の好みを考慮する
返礼品を選ぶ際には、相手の好みや趣味を考慮することが大切です。
せっかく贈り物をするのであれば相手に喜んでほしいですよね。
もし好みが分からないようであれば、タオルなど日常生活の中で使用できるものやジュースなど消費できるものを選択することで外してしまう可能性を抑えることが出来ます。
返礼品を送る相手が親しい友人や家族など好みがわかる場合には、相手が喜ぶアイテムを送ることで喜ばれるお返しをすることが出来ます。
2.日常的に使えるもの
日常的に使用できるものは返礼品としては喜ばれます。
実用的に使えるためもらって困ることがなく、また消費できることから処理に困ることも少ないからです。
例えば日常的に使用するタオルやキッチン用品などが日常的に使える返礼品として該当します。
返礼品を送る相手の好みが分からない、何を送ればいいか分からないという場合には日常的に使えるものを返礼品として送ることもアリです。
3.高級感のあるアイテム
返礼品には高級感が感じられるアイテムを選択するようにしましょう。
贈り物で貧相な見た目をしていると、相手への印象が良くないからです。
実際に高級品である必要はなく、見た目などで高級感が感じられるものを選択すればOKです。
例えば
- 自分用には買わない少し高めのスイーツ
- 自分用には買わない値段のハンカチ
- 自分用には買わない値段のアロマキャンドル
など、自分用に買うことはないけど…。
というものを選択することが選び方のコツです。
4.季節に合わせたもの
季節に合わせたものを送ることも喜ばれます。
例えば夏であれば清涼アイテム、冬には暖かいアイテムなど季節感が感じられるとよいでしょう。
しかし季節に合わせた家電品などは既に相手も持っていることがありますので、あくまでも消費できるものを基本として選んでいくことが必要です。
返礼品の金額相場
ここからは返礼品を送る際の金額相場について解説していきます。
返礼品の金額はお祝いとしてもらった金額を基に決定するのが一般的です。
実際に貰った金額別の返礼金額とよく選ばれる返礼品について紹介していきます。
1.お祝い金が1万円未満の場合
お祝い金が1万円未満の場合、返礼品は1,000円から3,000円程度で選ぶのが一般的です。
この金額ではあまり高価なものは返礼品として購入できないため、
- 少し高めのお菓子
- タオルセット
などを選択する人が多いです。
2.お祝い金が1万円から3万円の場合
お祝い金が1万円から3万円までの場合、返礼品は3,000円から5,000円程度で選ぶと良いでしょう。
この金額台であれば
- すこし質の良いお酒
- グラスなどのガラス細工
などを返礼品として選択するようです。
3.お祝い金が3万円以上の場合
お祝い金が高額となってくると、返礼品は5,000円から10,000円程度で選択するようになります。
:高級なお茶セット、ブランドのタオルセット、豪華なスイーツ詰め合わせ
4.お祝い金が5万円以上の場合
返礼品の金額相場は1万円以上例:高級なギフトセット、特選の食材、ブランドの家庭用品
望ましくない返礼品
返礼品として避けるべきアイテムもあります。以下の点に注意しましょう。
1.あまりにも個人的なもの
相手の趣味や好みを十分に知らない場合、あまりにも個人的なもの(例:服やアクセサリー)は避けましょう。サイズやデザインの好みが合わないことがあります。
2.安価すぎるもの
あまりにも安価なものは、相手に対する感謝の気持ちが伝わりにくくなります。品質の良いものを選びましょう。
3.消えものではないもの
消えものでない場合、相手の家に残ってしまい、収納スペースを圧迫することがあります。実用的で消費できるアイテムが望ましいです。
4.宗教や文化に敏感なもの
相手の宗教や文化に敏感なものは避けましょう。例えば、食べ物や飲み物に制限がある場合などです。
返礼品を渡すまでの期間
お祝い金をいただいてから返礼品を渡すまでの期間は、できるだけ早めが望ましいです。一般的には1か月以内が目安とされています。以下のステップを参考にしてください。
- 感謝の手紙を送る お祝い金をいただいた後、すぐに感謝の手紙を送りましょう。手紙には、具体的な感謝の気持ちとお礼の意を伝えることが大切です。
- 返礼品を選ぶ 感謝の手紙を送った後、返礼品を選びましょう。相手の好みや予算を考慮して、適切なアイテムを選びます。
- 丁寧な包装とメッセージカードを添える 返礼品を丁寧に包装し、感謝の気持ちを込めたメッセージカードを添えましょう。手書きのメッセージがあると、より心が伝わります。
- 直接渡すか配送する 可能であれば直接渡すのが最も丁寧ですが、難しい場合は配送します。配送する際も、メッセージカードを同封することを忘れずに。
まとめ
結婚の報告に対してお祝い金をいただいた場合、適切な返礼品を贈ることは大切な礼儀です。相手の好みを考慮し、実用的で高品質なアイテムを選びましょう。また、返礼品の金額相場を把握し、いただいたお祝い金に見合った品物を選ぶことがポイントです。感謝の気持ちを込めた返礼品で、素晴らしい結婚のお礼を伝えてください。
この記事を参考にして、結婚のお祝いに対するお礼をしっかりと伝えることで、より一層の祝福と感謝の気持ちを共有できるでしょう。